太田昭宏国土交通相は今月17日、JR東海が2027年に開業を予定する
リニア中央新幹線の工事着工を認可しました。
東京・品川と名古屋を結ぶこの鉄道は45年には大阪までの区間延長を目指し
総工費は9兆円を超えると見られているようです。
設置が予定されている駅
現時点で駅の設置が決定されている場所は
①東京都港区品川
②神奈川県相模原市緑区(JR橋本駅付近、地下駅)
③山梨県甲府市大津町付近
④長野県飯田市上郷飯沼付近
⑤岐阜県中津川市千旦林付近
⑥愛知県名古屋市
の6つです。
予定駅周辺の地価変動
2013年9月の中央新幹線予定ルート発表以降、中央新幹線沿線の公示地価は前年
に比べ平均して3.91%上昇しています。
しかし、以上の六つの駅及び、ターミナル駅となる品川駅と名古屋駅の公示地価は
今年度と2013年度を比べると大きな変動をしています。
品川、相模原市付近、名古屋周辺の地価は上昇しましたが、
中間駅付近である甲府市、飯田市、中津川市の地価は
前年と比べ約2%下がっています。
以下に沿線の地価変動を地域ごとにまとめました。
(単位は万円)
13年 14年 変動 変動率
全体平均 362.1 381.5 19.4 5.35%
港区 861.2 903.6 42.4 4.92%
相模原市 39.8 40.3 0.5 1.32%
甲府市 20.6 20.1 -0.5 -2.31%
飯田市 13.5 13.2 -0.3 -2.77%
中津川市 14.2 14 -0.2 -1.39%
名古屋市 297 326 29 9.75%
東京都オリンピック、リニア着工と新たな進化に向けて出発した首都圏。
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